![]() 俺の名前は紅茶執事。ツンデレ魔女イゥプリカお嬢に使える執事だ。 俺様は今砂漠にいる。 なに? ティルコからダンバへ向かうのに砂漠なんてないだ? そんなこと聞くな。男にはいろいろあるんだ・ さっきから変なヤツが目の前を行ったり来たりしている。 フッ、俺様のファンか。だが覆面をして怪しいヤツだ。 ハッ。ひょっとしてコイツが噂のBOTか! (違います) 俺様の前に姿を現すとはいい度胸じゃねえか。よし、覚えたてのIBで! あ、あれ? 攻撃できないぞ。しょうがない、今回は見逃してやるが次はないぞ。わかったか! ![]() ……。 ……。 (ポッ )お、お嬢さん。お、おまなえじゃない、お名前はなんといいやがるのですか! アトラタさん。 い、いいお名前ですね。 す、すいません。な、何を言ってやがるのかわからないんですが。エッ、エッ俺ってひょっとしてバカ? ……。 ……。 うわーん。 |
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俺の名前は紅茶執事。「氷雪の王女」イゥプリカお嬢に仕える皇帝ペンギンだ。 「皇帝」の俺様の名前がどうして「王子」でなく「執事」なのかお嬢には聞けない。下手に機嫌を損ねようものならIBの連打が襲ってくる。 南極生まれの俺様にはIBはあまり効かないが、あの迫力系の顔の表情も変えず無言でIBを数十連打されてみろ。しかも転ばないように一発ずつ詠唱してだ。FBで一気に吹っ飛ばされた方が救いがあるってもんだ。 そのお嬢は今ダンバの露店で籠手を物色中らしい。黄緑色のアリッシュアシュビン籠手。ったく、お嬢の凝り性にも困ったもんだ。 とりあえず執事たるものお嬢のそばにいなければならない。ダンバに急ぐ。決してお嬢のIBが怖いわけではないぞ。 途中身の程知らずにも絡んできた白クモたちに教育的指導をかましているとかんに障る声がする。 「アハハ。ペンギンってニワトリと同じ戦い方なんだー」 !! なんだと!? 俺様のこの華麗な戦い方のどこがニワトリと同じなんだ! お前か!? 名前も表示されないくせに俺様にたてつこうとはいい度胸だ。 ……ま、まあ、俺様は紳士だから話くらい聞いてやろう。 お前の青年の主張とやらをしてみるがよい! (言葉が通じないようだ) なんだと。この無教養なヤツめ! どうやらキサマとはいずれ白黒付けねばいかんようだな。 なに? ペンギンだからもう白黒ついてるって? うまいこというなあ、じゃなくてだな。 きょうのところは見逃してやるが顔を洗って待っているんだな! (沙弥註:「首を洗って」といいたかったようです) いかん。いらぬところで時間を食ってしまった。 お嬢が心配しているといかん。ダンバへ急ぐぞ! |
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沙弥















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