GX:魔法の紡織(3)
Lassar.jpg「もしかして沙弥さん? きゃはははは!」
 いつも思うんだけどひとを指差して笑うのは教育者としてどうなんでしょう。
「うーん。金糸と銀糸の反発の中和ねぇ。」
 ラサ先生は口元に手を当て首をかしげる。
「研究に足りないものがあるのよ。それを持ってきてくれたらアドバイスしてあげる。グリーンユースポーションとイエローユースポーションを10本ずつ。それとブラックユースポーションを1本お願い。」
 げ。
イエローとグリーンは裁縫者として当然いくらかストックがあるけどブラックはなあ。さっきゅんだっけ。そんなご無体な。わたしゃヒールすらないんだよ。しょうがない、露店で探すか。

 露店で200K(女神木刀の売り上げの3分の2。とほほ。)で買ったブラックユースポーションとその他ご所望の品を持って再びティルコの魔法学校へ。
「うん。間違いないわ。ご苦労さま。じゃ約束どおり中和ポーションのレシピを教えてあげる。ディリスのところにいって調合してもらってきて。材料は渡してあるから。」

「ヒーラーの家へようこそ。あれ? 沙弥さん、なんか疲れてませんか?」
はい、200Kの精神的ダメージが大きいです。
 ラサ先生からの手紙をディリスさんに渡すと、
「話は聞いてます。ちょっと待ってください。」といって薬品棚から謎のポーションを取り出した。
うわ、不吉な国防色だよ。泡までたってるよ。マジですか。

 魔法学校に帰ると魔法の銀の糸を5本渡された。
「これとそのポーションで布を織ってみて。大丈夫なはずだから。紡織は私がやるより沙弥さんがやったほうが確実でしょう?」
む。ティルコの雑貨屋って織機ないじゃん。ケルラベースキャンプでさえあるのに。マルコム、設備投資しろよ。
 しょうがないのでダンバに戻って紡織。シモンさんに中間報告しようかと思ったけどやめた。できてから見せびらかすことにしよう。
おおう。一発成功、って失敗したらもう一度ティルコと往復か、よかったよかった。
銀色の派手な布ができあがった。金属光沢ではなくあくまで布のつやで、薄いわりには丈夫そう。手触りは安いシルクみたい。
これでクロスメイルか……。うーん。やっぱり革とあわせてレザーメイルのほうがよさげ。とりあえずラサ先生に見せに行くか。

 ラサ先生に見せると
「思ったより薄いわね。でもそのわりに丈夫そう。衣装に使うとしたらどういうのができそう?」
そうですね、派手派手なので儀式用のユニフォームや伝統衣装のアクセントに使ったらどうですか。メインで使うには費用対効果が悪すぎますよ。それよりは刺繍でもして民芸品にでもしたほうがいいと思います。
「それもそうね。あとでケイティンに相談してみよう。ところでさ。」
はい?
「持ってきてもらったユースポーションを研究したらね、ポーションの調合比率で金糸、銀糸から作る布に魔法の効果が付きそうなのがわかったの。この前のポーションは魔法をただ中和するだけだったんだけどね。面白そうでしょ。」
おー、それが魔法の布か! 確かに面白そう。
「でしょでしょ? 詳しくわかったらレシピあげるから、それまで調合のランクあげといてね。」

 魔法の布に想いをはせつつダンバに戻り、シモンさんに報告、魔法の銀の布を渡す。布をひとしきり眺めたあと、
「これで手袋作ったらどうかしらね。手首には金の細いリボンで。」
おおお、なるほど。さすがシモンさん! 目の付け所が違う。
「ブーツにも同じように細いリボンをつけてAラインのふわっとしたコートなんかいいわね。すそと袖口にフェイクファーを付けて。」
むむ。デザインのツボに入ったらしい。しばらくはバイトも忙しくなりそうだ。とほほ。クエストクリアしたんだから少しくらいねぎらってくれてもいいじゃんか〜。

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【2006/10/22 22:51】 | 生産メインストリーム | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
GX:魔法の紡績(2)
Stewart.jpg
「いらっしゃいませ沙弥さん。丁度…、え、魔法の紡織ですか? うーん、あれはイリアから帰ってきた冒険者の方にちょっと聞いただけだからなあ。」
 「魔法の紡織」の話をするとスチュアート先生は頭をかいた。
「型紙のことは全然わからないんですが、魔法の金の糸、銀の糸のことなら少し。」
 スチュワート先生は名誉挽回とばかりに意気込み、メガネの位置を直した。
「魔法の金の糸、銀の糸にかかっている魔法はお互いに反発しあいます。つまり金糸、銀糸だけで布は織れないってことです。」
 それじゃあ、噂はうそってことですか?
「いや、あわてないでください。魔法の金の糸や銀の糸を使う洋服の仕上げには必ず何かのポーションも使うでしょう? それが反発している魔法を弱めているのかもしれません。それに仕上げだけに使われるものですから量は少ないですよね。この辺は沙弥さんのほうが詳しいでしょう。」
 む。そういえばそうだな。仕上げにしか使わないし、ポーションも使う。しかも一般的じゃないポーションばっかり。
 じゃ、ポーションを使って織ればいいんじゃないですか?
「それだったらシモンさんがすでに織り上げてますよ。成分と調合比率がはっきりしていないので、作製ができないんです。」
 その成分とか調合比率はわからないんですか? あと一歩じゃん。
「それについてはティルコネイルのラサ先生に相談したほうがいいですね。魔法の工芸品への応用もラサ先生の研究テーマだから。『黒いバラ』って見たことないですか?」
 ……はいはい。今度はラサ先生ね。次のムーンゲートの行く先を確かめながらため息をついた――



ぺんぺぽさんゴメン。
アドバンスドアイテムもらっただけでゲームを終了したので、ネタなくてまたテキトーな話を作っちゃった。

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【2006/09/15 23:21】 | 生産メインストリーム | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
GX:魔法の紡織
シモンさん「知ってる? 沙弥」
 上級バイトの昼休み中、シモンさんが話しかけてきた。
「何をですか?」
 グリニス食堂で買ったサンドイッチを飲み込んで逆にたずねてみる。
「魔法の糸だけで織られた魔法の布。そしてその布から縫われた魔法のクロスメイル。」
 シモンさんはそこまで言うと白いマグカップの紅茶を一口飲んだ。
「初耳なんですけど」
 正直に答えると「しようがないわね」とか言いながらシモンさんは笑顔で話し始める。よほど話したかったようだ。
「スチュワートに聞いた話なんだけどね」と前置きを入れて、「ダンジョンの褒賞の魔法の金糸、銀糸は知っているでしょ、高級衣装の仕上げに使うやつ。あれだけを使って布を織るの。それとイリア大陸のどこかにあるという型紙を使って魔法のクロスメイルを縫うのよ。そのクロスメイルにはすごい効果があるという話。」
 クロスメイルと聞いて、あのもこもこした、垢抜けないデザインを思い浮かべてあんまり強そうじゃないな、と思った。せめてライトレザーメイルならいいのに。金糸、銀糸だけで織った布は名のみ聞く東洋の国の錦糸織を思わせる。派手そう。けど、イリア産の見たこともない型紙には惹かれるものがある。
「あの、シモンさんはその型紙を見たことは……」
「ないわよ。もちろん。ただのうわさだもの。」
 をい。
「だからね。沙弥にこのうわさが本当かどうか確かめてきて欲しいのよ。バイトが終わったらスチュワートのところにいってみて。」
 クエストなの? これってクエストなの? たずねる間もなく白フクロウが飛んできた。
「さあさあ。休憩はお終い。午後からもよろしくね。」
 自分のマグカップを持っていってしまったシモンさんの後には「魔法の紡織の話を聞く」と書かれたクエストスクロールが残されていた。

っていうようなメインストリーム始まらないかなあ。
インしなかったのでネタがなくて、5分ででっちあげた適当な話ではないですよ?

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【2006/09/07 23:59】 | 生産メインストリーム | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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